10年前に思った 「理容と美容の相違点」
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私が ちょうど 美容 をするかたわら
10年程前に 理容の 講師となる前に 書いた 論文の一部を 抜粋 します 。
(参考資料として 他の方の文面も 入っています)
理容と美容の相違点
ヘアスタイル に関して 、
理容は 直線的な カットラインで 、 全体に重い 。
それに対して 美容は 、 理容に比べ 軽さのある 表現が多い とよく言われるが
果たして その原因は 何処に 起因 するのだろうか 。
理容 と 美容 では 技術教育の 基本的な 部分 、
いわゆる 初期の段階での 考え方に 違いがあるようだ 。
理容教育では、しっかりとした理論に基づいて技術を行うことが前提であり、
例えば、点から線へ、線から面へと構成して、一つのスタイルを作っていく。
従って 、求める形を 表現する上で その工程に とらわれてしまう傾向が 強く 、
その結果 「硬い 、 重い」 といった イメージ を与えてしまっている 。
一方 、 美容教育 においては 、 まず手や コーム 、 ブラシなどで 、 髪に馴染む事から 始めている 。
そして 髪を動かし 、 ウェーブ等の 表現を 理解させることに 重点 をおき 、
その動きを 作る為に 必要な技術を 、 マスターするのが 初期の考えである 。
そして 、 ミスなどにより その表現が できなかった時に 初めて 理論 を求めている 。
つまり 、 動きやシルエット 、 アウトラインなどを 第一義に考え 、
感覚的表現を 最も 重要視する 傾向が強い 。
この様に 、 養成課程における 技術教育のスタート時での 違いが 、
大きな要因 となって 、
その後の 表現の違い 「重い、軽い」 となって現れている のではないかと 思われる 。
そこで 、 ここ数年 若者のファッションに 対する意識が高くなってきたことに伴い
美容師が持っている 「感覚的表現」 を、 一部取り入れる姿勢が 求められている 。
私にとっては 大変歓迎 すべきことである 。
何故か?それはまた新しい技術向上の機会を与えてくれたからである。
お客様が求められるヘアスタイルであれば、
その技術の習得にあたって自然に責任も湧いてくる。
又、美容師の持っている「感覚的表現」を取り入れることで、
理容師本来の理論やテクニックに基づいた施術に加え、
より一層の自然な表現へと幅が広がるのではないだろうか。
(新しいヘアデザインの潮流に対するアプローチ より)
そして、10年後
まさにメンズヘアは変化しました。
レザーを使用せずセニング10%で仕上げるという
素晴らしいテクニック。
質感
毛流れ
これが理容師の仕事です。

ヘアデザイン
サロン タカハシ
ハーレーオーナーのヘアサロン
理容と美容の技術の差の違いはいったいどこ?
といった感じに見受けられます。
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